この照りが、なんとも美味しそう!!
先日、ちょっと所用で、愛犬とともに、私の第二のふるさと、兵庫県は明石に行ってきました
※ 明石には阪神淡路大震災まで、住んでました~
その日は、大阪市内から阪神高速神戸線で普段なら1時間弱で到着するところ、折からの台風の影響で、到着まで3時間くらいかかってしまって…
…あ~!
お腹減った~~!!
…っと言うことで、やってきました、地元民に「うおんたな」と呼ばれる全長350mの魚の「魚の棚商店街」!
お腹減った~~!!
…っと言うことで、やってきました、地元民に「うおんたな」と呼ばれる全長350mの魚の「魚の棚商店街」!
明石港からすぐの場所にあって、明石蛸や明石鯛などの魚介を扱う鮮魚店や飲食店が軒を連ねていますョ~
商店街のあちこちで見かける「昼網」っていうのは、11時30分からセリにかけられた近海の魚介が、仲卸を介さずに商店街へ運ばれる明石独自の流通ルートのことで、昼時に水揚げされたばかりの魚介が驚異のスピードで店頭に並びます
…さてさて、兎に角、ご飯を食べる所を探さねば…
明石は、やっぱり「蛸」やネ~
6~8月頃の旬のタコを「麦わらダコ」と言います
麦わら帽子をかぶる時期に旬になるのでそう呼ばれるようになったとか
6~8月頃の旬のタコを「麦わらダコ」と言います
麦わら帽子をかぶる時期に旬になるのでそう呼ばれるようになったとか
明石蛸は、マダコなんですが、激しい潮流にもまれて身が引き締まっているうえに、エサとしてカニを食べているので、甘みが強く、凄く美味しいんですよネ~
おっ!商店街の西側の入口を入ってすぐのところに、「たこ料理」の看板が!!
…ってことでお邪魔したのが昭和24年創業の「喜楽」さん!!
大衆割烹のお店のようですが、お昼は、定食もやってはるようですネ
…それでは、美味しい「明石だこ」を求めて、店内へ「レッツら!ゴ~!」
店内は、一階は入口にカウンター席10席、奥に座敷席20席位かな
二階は座敷…だそうです
二階は座敷…だそうです
この日は、カウンターで、かなり遅めのランチを頂きます
…さてさて、メニューに目をやると…ん!やっぱり蛸が食べたいのでこれかな!!
って感じで「たこ定食」を注文!!
って感じで「たこ定食」を注文!!
明石の蛸は、上ノ丸貝塚から土器と一緒に蛸壺が発見されたり、松尾芭蕉は歌が詠んだりと、古代から親しまれてきたんですネ~
また、明石蛸は、「サンパチの大冷害」と呼ばれる昭和38年に、水温4℃というかつてない低温になった為、殆ど死滅してしまったんだそうで、この窮地に対する策として、熊本の天草からメスマダコ4千尾あまりを購入して放流し、これによって明石蛸は見事によみがえったそうなんです
…ってなことを言っているうちに「たこ定食」が運ばれてきましたョ~!!
お~!
たこ飯・刺身・煮付など、バラエティーに富んでいて、めっちゃ美味しそうじゃないですか~!!
たこ飯・刺身・煮付など、バラエティーに富んでいて、めっちゃ美味しそうじゃないですか~!!
先ずは「刺身」でダイレクトに明石蛸の味や食感を楽しみましょう!!
皮と身を綺麗に捌いてありますネ~
弾力ある身は、噛めば噛むほどにジュワッと口の中で旨みが広がります
吸盤のプチプチとした部分もまた美味い!!
生蛸ってこんなに美味しかったっけ?と思わせる美味しさですネ~!
※ 蛸は意外にも栄養豊富だそうで、汗をかく夏に不足しがちなミネラルや夏バテ防止のタウリンも豊富に含まれるそうですョ~
※ 蛸は意外にも栄養豊富だそうで、汗をかく夏に不足しがちなミネラルや夏バテ防止のタウリンも豊富に含まれるそうですョ~
お次は「蛸の煮付け」です
ど~です!この照り具合!!
塩で洗った明石の地蛸をじっくり柔らか~く煮た逸品ですョ~!
塩で洗った明石の地蛸をじっくり柔らか~く煮た逸品ですョ~!
醤油ベースの程よい口当りで、噛むほどに旨みが広がります
ずっと噛み続けたくなるほど、美味しい明石蛸の柔らか煮ですネ
ずっと噛み続けたくなるほど、美味しい明石蛸の柔らか煮ですネ
続いて「蛸と胡瓜の酢の物」!
胡瓜のシャキシャキ感と歯ごたえのある蛸の旨みと、多分オリジナルであろうマイルドな三杯酢がマッチしていて、爽やかで優しい味付けに仕上がってますネ~!
さっぱりスッキリの夏向けの酢の物で、料理のアクセントとしても美味です!!
ここで、ふとメニューを見ると、「たこの子」とあったので、珍しさにつられて追加注文!
明石ならではの素材!滅多に口にする事の出来ない珍味です!
うん!「鯛の子」を煮付けたような食感ですョ~!!
うん!「鯛の子」を煮付けたような食感ですョ~!!
味付けは薄味で、素材のうまみがしっかりと味わえます
あ~!車じゃなかったら、グビッと日本酒呑みた~い!!
あ~!車じゃなかったら、グビッと日本酒呑みた~い!!
そして、明石の浜料理、おふくろの味「たこ飯」です!!
素朴な味、シンプルな調理方法の炊き込みご飯・・・。
画像を見て「蛸が小さいなぁ…」と感じられた方もなくないと思います
…ではなぜたこが小さいのでしょうか?
実は、「たこ飯」には、生蛸は使わないで、「干し蛸」を使用しているからなんです
…ではなぜたこが小さいのでしょうか?
実は、「たこ飯」には、生蛸は使わないで、「干し蛸」を使用しているからなんです
明石産の蛸を夏の暑い日差しで干して、旨みを凝縮させた「干し蛸」
頭も足もすごく細く小さくなってしまいますが、「旨み」は増します!
頭も足もすごく細く小さくなってしまいますが、「旨み」は増します!
一口目は、ちょっと薄味かなって思いましたが…
…次第に、干し蛸からでたダシの旨みと、ほのかに醤油と酒の香りが広がってきます
…次第に、干し蛸からでたダシの旨みと、ほのかに醤油と酒の香りが広がってきます
蛸の身から出たうま味は、飯にほどよく味を付け、また蛸の身にはご飯の甘味が入っていって、互いが絶妙の味となりますョ~!
「たこの煮付け」をおかずに頂くと、もう最高!!
…この日は、遅めのランチタイムだったんで、炊き立てでなかったのがチョッと残念だったけど、それでも、かなり美味かったです~!!
いや~!
今回も、満足!満腹!!
バリエーション豊かな明石蛸料理が一同に味わえる、「喜楽」さんの「たこ定食」!!
今回も、満足!満腹!!
バリエーション豊かな明石蛸料理が一同に味わえる、「喜楽」さんの「たこ定食」!!
地元の名産食材である明石蛸への愛着、そしてその明石蛸で郷土料理を提供し続ける誇りのようなものを感じることができ、お店の一番人気になるのも頷ける、シンプルながらも深い味わいの郷土料理の定食でした
「ご馳走様でした~!!」
「ご馳走様でした~!!」
【お店情報】
喜 楽
場 所:兵庫県明石市本町1丁目3-18
アクセス:山陽明石駅から約3007m 魚の棚商店街の西の入口付近
電話番号:078-911-2791
営業時間:11:00~21:00
定休日 :火曜日
アクセス:山陽明石駅から約3007m 魚の棚商店街の西の入口付近
電話番号:078-911-2791
営業時間:11:00~21:00
定休日 :火曜日